算命学(さんめいがく)は、1つの答えを出す占いではありません🌈
同じ命式(めいしき)でも、見る角度を変えると、違う顔が見えてきます。
「自分ってこういう人だと思っていたけれど、意外な一面があったんだ」。
鑑定の場で、そんな声をいただくことがよくあります。
今日は、たくさんある見方のなかから、はじめての方にもわかりやすい3つの角度を紹介しますね✨
陰占、陽占、そして大運・年運の3つです。
陰占(いんせん):生まれ持った土台🌱
生年月日から、生まれた年・月・日の3つの柱を出したものです。
あなたの根っこにあたる部分で、性格の土台や、エネルギーの質が出ます。
柱は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせでできていて、木・火・土・金・水の五行(ごぎょう)の性質を持っています。目に見えない部分なので、「陰」の占いと呼ばれています。
同じ「木」でも、大きな木と草花では、性格の出方がまったく違います🌳
五行の組み合わせを見ると、あなたがどんな環境でのびのび育つのか、どんな環境だと疲れやすいのかが、見えてくるでしょう。
陽占:見える形の個性🌟
陰占をもとに、人の特徴を表したものです。
性格、才能、行動のクセなどが出ます。
星は「〜な人」という人物像で読めるので、初めての方にもわかりやすいと思います。
人体図(じんたいず)という図で表します。中央の星が自分自身、東の星が仕事や社会、南の星が心の満足、といったように、位置ごとに見る場面が決まっています。
同じ星でも、どの位置にあるかで、出方が変わってきます。
あわせて、人生を前半・中盤・後半に分けて見る欄(初年期・中年期・晩年期)も出ます。
星は、自然のものにたとえて読みます🌿
たとえば、司禄星(しろくせい)は畑のように、毎日の積み重ねで実らせていく人。龍高星(りゅうこうせい)は海のように、決まった形を持たず動いていく人。禄存星(ろくぞんせい)は山のように大きく構えて、多くの人に愛情を配れる人です。
大運・年運:時間の流れ⏳
大運(たいうん)は10年ごとの大きな流れ、年運(ねんうん)は1年ごとの流れです。
「いつ動くか」を考えるとき、いちばん頼りになる部分ですね。
大運が季節なら、年運は日々の天気のようなものです。まず季節を知ってから、その年の天気を見ると、選びやすくなるでしょう。
下の表は、藤井聡太さんの大運です。10年ごとに、その時期のテーマになる星が並んでいます。

藤井さんは、7歳から最初の大運が始まっています。7〜16歳が貫索星(かんさくせい)、17〜26歳が石門星(せきもんせい)、27〜36歳が鳳閣星(ほうかくせい)と、10年ごとに星が変わっていきます。
17〜26歳の石門星は、集団で何かに取り組む星です。網かけになっているのが今の10年で、藤井さんは今、この大運の中にいます。将棋界という「組織」のなかで力を伸ばしてきた姿と、重なるように感じます🎌
次の27〜36歳(2029年〜)は、鳳閣星に変わります。太陽のように明るく自然体で、楽しいと思えることを大切にする星です。
星が変わると、力の出しやすい場面も変わってきます。次の10年は、楽しいと思えることが原動力になりやすい時期、と見ることができます。
大運の表には、星のほかに「家庭」「自分」「仕事」の列もあります。家庭は西方・日柱、自分は中央・月柱、仕事は東方・年柱に対応していて、その10年に、どの場面が動きやすいかを見る手がかりになります。全部を読み解こうとしなくて大丈夫です。まずは星の列だけ見てみましょう🍃
年運のほうは、命式に毎年の干支を重ねて見ます。年運は1月1日ではなく、立春(2月4日ごろ)で切り替わるので、年のはじめの出来事は、前の年の流れの中にあることもあります。
角度を重ねると、自分が立体的に見えます🔭
1つの角度だけだと、見えるのは自分の一部です。
陰占で土台を知り、陽占で個性を知り、大運・年運で時期を知る。
重ねるほどに、「今のあなたに合う選択」が具体的になっていきます。
最後に、選び方のコツをひとつ。全部の角度を、一度に使おうとしなくて大丈夫です。
今のお悩みが「性格や向き不向き」なら陰占と陽占、「動くタイミング」なら大運と年運、というように、お悩みに合わせて角度を選んでみてください📌
たとえば藤井さんなら、陰占で土台を、陽占で将棋の世界に向いた資質を、大運で「組織のなかで力を伸ばす10年」にいることを、それぞれ確認できます。
3つを重ねるほど、「なるほど」が増えていきますね😊
藤井聡太さんの星を見てみましょう♟️

2002年7月19日生まれの藤井聡太さんは、中央の星が牽牛星(けんぎゅうせい)です。
デリケートな人で、礼儀や立場を考えて行動する人なので、伝統ある将棋の世界はぴったりです。
東(仕事・社会)の星は石門星です。集団で何かに取り組む仕事に向く星です。
南の星は玉堂星(ぎょくどうせい)で、動くより、静かに学びを深める生き方が、精神的な満足になります。
将棋の世界は1対1の勝負ですが、将棋界という「組織」でもあります。
現実面ではみんなで和気あいあいとできる星をお持ちなので、若くして入った世界にも、うまく溶け込めたのではないかと見ることができます。
同じ命式でも、東の星は仕事の場面、南の星は心の満足、と、角度ごとに違う顔が見えますね。
自分の命式を出してみましょう📝
下のツールに生年月日と性別を入れて、「命式を算出」を押してみてください。
陰陽五行・干支暦
算命学 命式
生年月日と性別から、陰占(干支・蔵干)と陽占(人体図)を算出します。
陰陰占 — 干支と蔵干
| 日柱 | 月柱 | 年柱 | |
|---|---|---|---|
| 天干 | |||
| 地支 | |||
| 蔵干 |
天中殺
陽陽占 — 人体図
(目上・親)
(家庭・配偶者)
(自分自身)
(仕事・社会)
(目下・子ども)
陰占、陽占(人体図)、天中殺が出ます。
全部を理解しようとしなくて大丈夫ですよ。まずは、気になる部分をひとつだけ見てみましょう。
出てきた星の名前を、この記事の説明と見比べてみてください👀

